こんにちは、最近はP型アドレッサブル感知器(PA)の設置されている物件も増えてきました
細かい事は省略しますが、P型の受信機は単純に火災を感知した大まかな場所を受信機に表示し、避難を促す非常ベルを鳴らすといった流れの物になります

この受信機は大分昔のですが、例えば1Fで感知器が作動したら1Fの表示の所にランプが点灯します
でもこれですと1Fのどの辺りで作動してるかまでは分かりません、当然誤作動の場合は現場で無事を確認して非常ベル等の停止をする必要があります

こちらが最近増えている能美防災さんの進PIIIという機種、先程言ったアドレッサブル感知器と言うものが接続可能です
説明するとこの感知器は自分で一台一台番号を持つことが出来、尚且つ感知器が外れたり故障した場面は受信機に異常を知らせてくれる優れた機能があります

今006、11番と表示されています。6番のエリアはこのマンションですと6階の区域になります、その中の11番のアドレスの感知器が何処にあるか図面を見てピンポイントで場所を特定出来ます

しかも更にそのアドレス番号に対してマンションなんかだと部屋の何号室かまで設定出来てしまいます。この場合ですと11番の感知器は602号室の中の3番目の物となります
私有地の住戸に中々入ったり調べたりするのは難しい面もあるのでこう言った機能は助かります
しかもPA感知器は受信機と感知器で信号をやり取りしてるので加熱試験や加煙試験は法令上必要ありません
点検項目に外形と言う欄があり、脱落とか損傷してないかとかはチェックした方が良いですが、不在で入れない場合も感知器が機能しているかは入らなくても分かったりするので非常に助かります
受信機と言っても様々な種類があります、本来はこういった設備は有事にお客様が使用出来ないと効果がありませんのでもし点検業者さんがいれば使用法を教わって頂きたいです
弊社でも細かい疑問、QRAはお電話で無料で対応致しますよー、皆様の疑問が晴れるような質問お待ちしております