こんにちは!皆様あけましておめでとうございます。
因みに私は正月10日程休みがありましたが、全部寝正月になってしまい、寝過ぎて頭痛くなってきました
今回の消防設備のお話しですが、火災感知器の種類の中で空気菅と呼ばれるものがあります
例えば広い体育館やホール、高さのある工場の屋根等に煙感知器等の代わりに設置されてるケースがあります
やはり天井が高いと点検するのも試験器具が届かなくなったりする為、保守が大変です
ですのでこういった場所によく設置されているのが空気菅になります
ここは工場の天井でちょっと見にくいですが細い空気菅が張り巡らされています。
じゃあどう言った原理で火災を感知器し、受信機に信号を送るかと申しますとこの菅の周りの温度が火災により上がると菅の中の空気が膨張して内圧が高くなります
この空気管の付け根の元には検出器という画像の様な機器があります
空気管の内圧が上がるとこの検出部から火災受信機へ火災信号が行き、火災を感知した状態になり非常べルが鳴り出します
この検出器は大体点検等で手の届く範囲の高さに設置してあり、ここに試験器具を繋ぎ作動試験を行う事が出来るのです
因みにこの写真の検出器、昭和40年製みたいです。
新幹線が開通したぐらいの年代ですよね、寿命長すぎ凄すぎる笑
今回はこの検出器がさすがに壊れてましたー
長い間頑張った設備ですよねー