先日また大規模な火災が起きてしまいましたね
ケガ人が無いとの事なのでまだ良かったのかもしれませんが関係者がガックリとうなだれているのを見て悲しくなりました
このように火事というものは何もかもを一瞬で奪います。仮に助かってもかなり人生を狂わされてしまいます
なので日頃から危機意識を持ち避難や消火に皆様にはもっともっと意識を向けて頂きたいです
この場所の様な古い木造の商店街は、アーケード街に一定の間隔で火災報知器の起動ボタンがあったりしますが、今回の場合、天ぷら油から瞬く間に火が上がったそうなのて被害は免れなかったと思います。
話しによると油の凝固剤を火にかけたままその場を離れたとか、それでは瞬く間に火が上がります。
油ですと燃料火災ですのでホースの水をかけた程度では火が余計広がり取り返しがつかなくなります。つまり消火には粉末薬剤の消火器が一番良いワケですが、その場にすぐに無かった可能性もあります
現在の消防法では不特定多数のお客さんを入れるお店、すなわち飲食店なんかは面積に関係なく消火器の設置や誘導灯等の設置が義務化されています。
油を使う店はダクトとかの清掃を定期的に行わないとダクトを伝って燃え広がる可能性があります
因みにダクト専用の消火システムもあったりします。チェーン店の焼肉屋のロースターテーブルの下のカバーをあけたらロースター専用の消火システムが入ってたりしますよー
たらればですがきちんと半年に一回消防設備士にしっかりと点検を依頼し、消火設備の使い方等を日頃から教わって対処が早ければ案外割と簡単に初期消火出来たりしますので日頃の意識と教育が大事という事です(初期対応が大事です)
私の場合、商店街の様な商業施設に点検や指導に行った事はなく中には危機意識が低いお店がまだまだあると思います。お店を経営している方々、どんなに小さな店でも消火器は必ず置いて定期的にプロに点検を依頼するのが大事だと思われます
キムラ防災コンサルタントではどんな些細な事でもご連絡頂ければ丁寧にアドバイス致します。